10月2日~8日までドイツ環境視察に行ってきました。
今月号から2~3回に分けて、その報告をします。
■米独軍事施設跡の工業・住宅混在地区にドイツ最大の太陽光発熱施設。
地区の熱需要の50%を供給し、CO2を毎年1000トン削減。
クライルスハイム市は、ドイツ南部にある人口3万3千人の小さな都市。
ここの米独軍事施設跡に住宅・工業混合地区(ヒルテンヴィーゼン地区)を造成した。
当時のシュレーダー首相の「光の塔プロジェクト」に基づき連邦、州、市営エネルギー供給会社の3者が出資し、太陽光パネル面積7500haを持つドイツ最大の太陽光発熱施設を建設した。
■この施設は太陽光発電施設ではなく、太陽の熱エネルギーを温水として保存する施設である。
この温水を各家庭に水道管を通して水道水を送るのと同じように配水する。
温水は、風呂の湯、暖房などの熱需要に利用される。
■また、地下の地熱を利用した保存システムの開発により、夏場で得られた温水を地下に保存しその地熱を利用して冬場に温水を供給することができるようにした。
■このことで、地区の熱需要の50%を太陽熱のみで供給することができ、年間1000トンのCO2排泄を削減できたとのことである。
■この会社は、20以上の木材ペレットやごみ焼却の熱を利用した発電システムも持つ。
トータルで見ると、年間55,000トンのCO2排泄を削減(これはサッカー球場7735個分に木を植えた効果に匹敵)した。
■ドイツは自然エネルギー比率を2005年度5.8%から2020年度18%にする目標を立てた。
ドイツにはこの会社のようなエネルギー供給会社が900くらいあり、原発に頼らないエネルギー供給を爆発的に推進した結果、2011年度で目標値を超え20%に達したそうである。
環境大臣が1週間前にこの会社を訪れ、2020年度までに自然エネルギー比率を38%にすることができると自信を見せたとのことである。
尿酸値か高くなる原因は、生活習慣にあります。
尿酸値が高い人で、肥満を併せ持っている人は「生活習慣の改善と減量」で尿酸値の低下が期待できます。
《食生活》
●プリン体を多く含む食品(鶏レバーなど)の摂取を減らす
●尿をアルカリ化する食品(ひじき、わかめ、さつま芋、人参、バナナ等)を摂る
●水分を多くとる。目安は2リットル
●お酒は控える。
アルコールはプリン体の分解を促進する
●早食い、大食いを改め腹八分目で
●バランスの良い食事を適量摂る
●夕食は少なめに、早い時間帯に済ませる。
夕食に高脂質のものを多く摂らない。
●有酸素運動をとり入れる
●食後1時間は安静にする。
●毎日行う習慣をつける。
《ストレスの解消》
●ゆったりとした方法を心かける。
景色を楽しみながらウオーキング。
音楽を楽しむなど自分に合った方法で
●ストレス解消に激しい運動や暴飲暴食はしない
茨木診療所 所長
安達 克郎
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