あけましておめでとうございます。
2011年度は、1診療室から2診療室へ、診療所内バリアフリーなどのミニ・リニューアルを実現し、患者さんも史上最高を更新し続けています。
今年は、看護分野で総合事業などの逆流も予想されますが、みなさんとともに知恵を出し合いながら、医療・介護分野で地域の要求に応えていきたいと思っています。
今年もさらなるご支援のほど、よろしくお願いいたします。
世界の環境首都フライブルク(その2) 及び カールスルーエの緑地化政策
郊外のリーゼルフェルド地区につぶられた新市街に電車で移動します。
多くの自然を残し地区の1割の38haに1万2000人を住まわせる計画です。
電車を通し、自動車を利用しなくていいように、新市街の路面電車駅は300m間隔でつくられます。
75%の住民が他地区から移住してきました。
若い世代の人口が増え、学校、ギムナジウム、スポーツガーデンの施設など活気ある街になっていました。
集合住宅の間の児童公園はできるだけ自然に近い形で、多自然・近自然型になるよう配慮されています。
次いで1992年までフランス軍が駐留していたヴォバン地区の新市街の見学です。
ここも住民の65%が他地区からやってきたそうです。
カーシェアリングを行うガレージやスーパーマーケットの屋根には太陽光パネル、集団住宅やエコ住宅に多くの太陽光パネルを備えて。
自然エネルギーの利用を多いに生かした街づくりを行っていました。
軍施設を住民の居住施設に変える市民の力に敬服しました。
カールスルーエ市公園局の責任者ミュラー氏から説明を受けました。
緑地化計画は、森林・湿地・野原・市街地を緑が切れないように繋げること。
緑地化の意義は、憩いの場所、景観がよくなる、動植物が繁殖する、草木を多くすると洪水時の水保全に役立つなどのメリットがあるとのこと。
説明の後、米軍飛行場跡のビオトープ、住宅地の中にあるビオトープ、高速道路上や団地屋上のビオトープ、ライン川沿いの緑地化スペースの見学を行いました。
自然との共生を強く意識した街づくりに痛く感心させられました。
茨木診療所 所長
安達 克郎
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