橋下市長は、今年の5月13日に「当時慰安婦制度は必要だった」、沖縄に駐留する米軍海兵隊司令官に「風俗業を活用すべきだ」などと発言し、すぐさま多くの国内・国外から発言の撤回と謝罪を求める声があがりました。
大阪市会では5月30日、市民の怒りの声に連動して橋下市長問責決議案が提出され、可決されそうな動きとなりました。
それに対して、橋下市長と松井知事は「選挙」をちらつかせて議員に圧力をかけ、可決を阻止するという暴挙に出ました。
しかし大阪吹田市議会では、橋下発言を『人権を踏みにじられ、一生を台なしにされた元「慰安婦」の方たちを深く傷つけるものであり、同時に基本的人権を尊重する日本の品格をおとしめることになるとして、発言を撤回し、国民と諸外国に謝罪するよう強く要望する。』との決議が上がりました。
なお茨木市議会では6月18日橋下発言の撤回と謝罪を求める決議が採決されましたが、自民・維新・公明の反対で残念ながら否決されました。
橋下発言は今や国連の委員会でも多くの国々から次々と非難意見が出されるような問題になっています。
5月21日に社会権規約委員会から、「慰安婦」被害者たちに必要な措置を講ずること、ヘイトスピーチなどを防止する教育を行うことという勧告が日本政府に出されました。
5月31日には拷問禁止委員会から、即座に被害者中心の解決策をとるようにという非常に強い勧告が出ています。
「慰安婦」問題について、橋下市長と同じような意見を持っている安倍首相は、国際社会から問題解決を強く迫られたのです。
木本保平茨木市長が5月30日の定例記者会見において、橋下徹大阪市長の5月13日からの一連の暴言について、「おおむね正しい」と理解を示す発言をしました。
すぐさま、6月2日関西ネットワークが茨木市長への抗議行動を起こしました。
私もその行動に参加しました。木本茨木市長の発言の撤回と謝罪を求める茨木市の市民運動組織も立ち上がっています。
橋下市長の発言をきっかけに慰安婦問題に関心をしめす新しい層が広がっています。
日本の「慰安婦」問題は過去の問題ではなく、現在もジェンダーの問題として、また戦時性暴力や人権の問題として、国際的な注目を浴びているのです。
多くのみなさんが自分の問題として取り組んでくれることを望みます。 (おわり)
私たちの体は何歳になっても、元気になる機能や力が備わっています。
食生活など日常生活の改善を始めるのに遅すぎるということはありません。
【血管は100~120年保つ】
人間の脳の血管壁は体の血管壁よりも薄くなっています。
しかも脳には毛細血管が総延長600kmも張りめくらされています。
脳卒中(脳出血、脳梗塞)や狭心症・心筋梗塞・大動脈瘤破裂などは、血管が硬くもろくなり、血管が破裂したり詰まったりで起こる血管病です。
日本人の死因の30%を占めます。
もう年だからとあきらめることはありません。
血管は100~120年もの寿命を持つと考えられています。
血管の老化は遅らせることができます。
切れない、詰まらない健康な強い血管をつくることは可能です。
血管を若返らせることも可能です。
何歳でも遅すぎるということは無いのです。
人間の体には、元気になる機能、健康になる機能が備わっているからです。
茨木診療所 所長
安達 克郎
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